2020/03/17

04

病院の一室と思われる白い室内。
規則正しく響く心電図の音。

白い掛け布団に包まれて、仰向けに横たわっているアサミ。
固く、深く閉じられた瞳以外は余すところなく包帯に覆われていた。


さり気なく一瞥してくるblaze of nihil
薄ら笑いを浮かべながら、歪んだ口元が微かに動く。

「虚無の、炎

激しく燃え上がる火柱。


時の流れ、空気の動きが止まっているかのような室内。
微動だにしないアサミ。

心電図の音は、規則正しく響いている。