2019/10/22

そして絶望へ02


顔をしかめ、ゆっくりと目を開けていくオリエ。

……

気が、ついた?」

オリエを一瞥するユカ。
意識はだいぶ回復しているようだった。

……ここ、は?」

焦点が合っていないような眼差しのオリエ。

「う~ん、あたしも、ついさっき起きたばっかりだから、よくわかんない

オリエに顔を向けるユカ。
ユカを一瞥するオリエ。

あなたは、いつから、ここに?」

「たぶん、1週間とか2週間ぐらい前、かな?いきなり、アパートの前で、口とか鼻とか塞がれちゃって、意識なくなって、ついさっき、って感じ」

「それ、夜だった?場所は、1階で首のない死体が見つかったアパート?」

ユカに顔を向けるオリエ。
互いの視線が交錯する。