2019/10/12

そして絶望へ00


窓のない、殺風景な6畳程度の白い部屋。
ユカは昏睡しているようだった。
スキンヘッドに拉致されてから、目覚めることなく眠り続けているようだった。


先ほどの部屋と同様な造りをした長い廊下。
スキンヘッドが、気絶したように眠っているオリエを抱えて歩いている。

瞬き1つしないガラス玉のような瞳。
口元には薄ら笑いが浮かんでいる。


広大な白い空間。
ユカの部屋とは別室のようだった。

夥しい数の保育器。
その中には、どことなく顔立ちの似た新生児たちがいた。