2019/10/04

任務進行中26


マサヨシからの返信は、日にちが変わってもくることはなかった。
また、その日はスキンヘッドの付き纏いがなかった。
そして決定的な違いは、住まい周辺の様子が、ユカの恋人が惨殺死体で発見されたときと同様の光景だったことだ。


今回も自然さを装ってエントランスへ近づくオリエ。
しかし、それはエントランス前に横たわっている死体により吹き飛んだ。

「お知り合いですか?」

現場検証に来ていた例の警官が声をかける。

……はい

動揺を隠せない様子のオリエ。

その死体はマサヨシだった。
首と胴体はつながっているようだったが、顔には深めの裂傷が、平行して無数できていた。

「この様子だと、おそらく1時間以内に付けられた傷だと思います。とはいえ、これが致命傷ではなく、この服の下にその要因がある気がします」


「もしかして、ここ最近、何か身の危険を感じることがあったりしますか?」

はい。実は、あの怪しいスキンヘッドにストーキングされてます。今日は、なぜかされなかったですけど

「なるほど。では、安全が確保できるまでビジネスホテルに部屋を用意しましょう。実は、こないだの女性も同じように部屋を用意しました」

……はい、ありがとう、ございます