2019/06/19

任務進行中10


夜が明ける。
昨日同様、空が色鮮やかな快晴だった。

しかし、決定的な相違点があった。

片割れが残された愛の巣の、ちょうど雨戸が開けられると真っ先に目に付く場所に、首無し死体が横たわっていた。
服装や体型からすると、行方不明となっていたダイジロウのようだった。

生垣に囲まれた場所のため、道路から見えにくく、まだ誰にも発見されていないようだった。

騒々しく住まいを後にするオリエ。
髪は乱れており、目の下にはドス黒いクマができていた。


ゆっくりと目を開けていくユカ。
室内は、雨戸から漏れてくる日光で多少なりとも明るくなっていた。


少々寝ぼけた様子で、道路に面していない側の雨戸を開けるユカ。

「!?」

その場に、胸を劈くような金切り声が響き渡ったのは言うまでもない。