2019/04/05

始動01


この人口調整は、生まれる子供の性別が女だと判明したときに行われていた。
生まれる前に堕胎させられていたのだ。

国は、焦土となった状態から復興するために、筋力に勝る存在を重視していたのである。
その結果、2030年ほどでインフラの回復や整備が進み、同時に強化も図られた。
それ以降、約50年ほど成長期のような状態が続く。
原材料を輸入し、それを加工して製品を造り輸出するというビジネスモデルが功を奏していた。
製品造りに欠かせない原材料に乏しいという事情もあったが、輸出入の粗利が多かったため、それほど問題視されなかった。

なお、人口調整は少しずつ行われなくなったが、成長期の途中まで行われており、戦後約50年ほど続いた。