2018/06/13

Α-18


1つない青空。
タカシのアパートが見えてくる。

「なんか、今日は空の色が濃いよね」

「ああ、確かに」

「でも、相変わらず静かすぎだよね

「まぁ、こういう天気だともっと活気みたいなのがって、ん?」

「どうしたの?」

「あれ

エントランス付近に、何かを啄んでいる様子のカラスの大群。
アパートの回りを規則正しく巡回している無人機が見える。


2人が近づいても、意に介さない様子のカラスたち。
人間の手足と思われる白骨が見える。

見て見ぬ振りをして通り過ぎる2人。