2017/12/22

54

オレの最終学歴は大卒だったが、実際は多くの連中のように、そのまま四年制大学に入ったわけではなかった

受験勉強がキライなオレは大学入試の間際まで勉強しなかった

元々大学に是が非でも行きたいわけではなかったため、余計にやる気がしなかった

予備校と呼ばれる場所に行き始めたのも入試を受ける年の夏頃だった

予備校はキライではなかった

明らかに高校で教師が行う授業とは雲泥の差があった

ハッキリ言って教科書に書いてあるものを板書するだけの連中が大半だ

彼らは公務員だろうから、どれだけ創意工夫をして、生徒がテストでいい点を取ったとしても自らの報酬が増えるわけではないはず

それならば最低限のことしかしないだろう

オレも同じ立場ならそうする

「どうせ予備校行ってんだろ?ならばこっちであくせくやる必要なんてない」

そういった彼らの心の声が聞こえるようだった



予備校はそれなりに楽しかった
来ている生徒たちには全く興味なかったが

基本的に無駄がない
そして内容が実践的且つ実用的だ

普段行かざるを得ない学校は、興味を持てないものや役に立たないと思われるものもやらなければならない

予備校にはそれがない

むしろ、学校が本来の機能を果たしていないから、文字通り予備校というものが存在している

そのような図式が成り立っている気すらする

ハッキリ言って教師と呼ばれる連中は無駄に正義漢ぶっているばかりだ

ほかにもすべきことがあるのでは?

と思わざるを得ないことが多々あった

生徒がどれだけ入試に合格出来たかどうか、という部分しか見ないのであれば、学校を廃止し、予備校の数を増やす方が合理的だ


そうなった場合、どの程度学校が残るか見ものだ