おまえは人形だ
おまえのカラダは冷たい
おまえの表情は仮面だ
おまえの笑顔に違和感を感じないことはなかった
おまえの胎内は乾燥している
まるで砂漠だ
そこに生命の息吹は感じられない
そこに生命が宿ることはないだろう
おまえは美しい
それは人工的な美しさ
「温もり」という言葉が最初から存在していなかったかのような美しさ
おまえは人形だ
おまえの表情は作り物だ
おまえの周りには干乾びた哀れな蟲たちの夥しい残骸が見える
おまえは冷血動物だ
おまえはオレの美しき売春婦だ