2017/04/15

Beginning of nightmare II

人の入りが疎らな飲食店。
空虚で焦点の合わない眼差しのリュウスケ。

この飲食店は人口減少に伴い、全国各地にあった店舗の大半を閉鎖していた。

「…」

10年前。
住宅街を歩いているリュウスケ。

「!?」

父親と見知らぬ女性が手を繋ぎ、肩を寄せ合い歩いている。
後ろのリュウスケには気づいていないようだった。

「…」



5階建てのマンション。
中に消えていく2人。



物陰から様子を伺うリュウスケ。

エレベーターが閉じていく。
深くキスをしている2人。

「…」