2017/03/16

Time of obligation III

「ただいま」

ドアが開き、ヨシキが入ってくる。
防毒マスクは、その存在を否定されるかのように取り外される。

一糸まとわぬ状態にエプロンだけをつけたサヤがやってくる。
エプロンの横から見える曲線美と汗に濡れた艶やかな肌。

ヨシキの表情がいやらしく崩れていく。
サヤの瞳は呼応するように黒目の割合が増え、口元には安堵したような微笑が浮かぶ。