2017/12/01

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オレは四日市という場所は死ぬほどキライだった

無論、勤務先も大キライだった

その場に存在する連中の異物を見つめるような視線も大キライだった

一部理解者のような人もいたが、それは偽善でしかない

そう思っていた

休日は多くの企業が採用している土日祝日休みだった

しかし、どこにも行きたくない

何もしたくない

人目に付くのがイヤだった

視界に入ってくる景色もイヤだった

視界に入ってくる人間もイヤだった

そんな中多少なりとも気晴らしが出来る場所が名古屋だった



四日市から名古屋へのアクセスは近鉄線という列車1本で済む
思っていたより便利だった

各駅停車だと1時間半ほどかかるようだったが

無論、オレは1番早い特急に乗るようにしていた

時間の無駄というのと、そして何よりも視界に入る景色が苦痛だった
一刻も早く四日市から離れたかったのだ

どこもかしこも同じ景色

何の面白みも感じない

さっさとオレを目的地に連れて行ってくれ

農薬のように浴びせられたストレスを昇華する必要があるのだ

このままの状態が続くとオレは息が詰まってしまう

ここはオレにとってはガス室なようなもの


オレは早くフレッシュエアーを吸いたいのだ

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