2017/11/06

09

「灰色の記憶」

これはオレの高校や大学時代を象徴するのに最もしっくり来る言葉だった

多くの連中は、「このころが1番楽しかった」を連呼する

オレにはそれが全く当てはまらない

所詮は1番身近な他人たちの求める世間体とやらを取り繕うためのものでしかなかったからだろう

何らかの楽しみを見い出す気がなかった

視界に入ってくる連中が皆同じに見えた

まともに付き合う気すら起きなかった

そもそも義務教育ではない

通う通わないを選択できるということ

しかし世の風潮は、まるでそれらが義務教育であるかのような流れ

そうしなければ生きていけないかのように吹聴し、レールを敷く

残念ながらオレには自分自身で生きていくための手段やスキルがない

かと言って、細胞や心肺機能が停止するということも当分ない

結果的に、「生き延びるためには敷かれたレールには逆らえない」という現実を思い知らされるだけだった

生き延びる?

別にオレは生まれたくて生まれたわけではない

1番身近な他人たちがオレをこの世に誕生させるという選択肢を行使した結果に過ぎない

「生きている」というのは「緩やかに死に向かいつつある」ということ

「生きていれば楽しいこともあるし、何よりも未来がある」

無駄に正義感ぶったオトナたちは、このような知ったようなことを言う

「楽しい」とは何だろうか?

よくわからなかった

少なくとも、緩い連中しかいないこの環境では到底味わえない感覚だということはわかった

オレは何のために生きている?

未来のためではなく、死への道を進むため?


だとしたら、出来るだけ短くしたいものだ

0 件のコメント:

コメントを投稿