2017/10/06

022

オトコは物思いに耽るように葉巻タバコを吸っていた
大きさは通常の紙巻タバコと同じぐらいだった

「好きだよねぇ、そのサングラス。完全に怪しい人っぽいけど」

アイコだった
全身を隙間無くブランド物で固めていた
おそらく総額で100200クレジットほどだろう

オトコはアイコを認識しているようだったが、一瞥することはなく、深く吸い込んでいた煙をゆっくりと吐き出した

「まぁな

「てか、誘ってくれるの珍しいよね」

「今回はそういう気分だっただけさ」

「アタシを抱けなかったから、欲求不満だったんでしょ~?」

そうかもな」


オトコは葉巻を咥えながら、不気味な笑いを浮かべていた

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