2017/09/27

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殺戮マシーンは、その任務の性質上、携わる人間はトリプルゼロやトリプルワンのようにコードネーム化されていた

コードネームは、名目上トリプルナインまで用意されていたが、基本的に交流はなかった
皆お互いの名前はおろか、顔さえも知らないのが当たり前だった
実際には、トリプルナインまで殺戮マシーンが存在していない可能性もゼロではなかった

また、コードネーム化する意味合いとしては、携わる人間に何らかの理由で欠員が発生しても、任務に支障を来たさないようにする、ということでもあった

トリプルワンは、キウェインが任務をある程度こなせるようになるまでは一緒に行動していた
キウェインは、若いながらも非常にセンスが良かったため、ほどなくして1人で任務をこなすようになり、それが当然のことのようになっていた

脱出者=侵入者
侵入者=死あるのみ

日々この公式に則り、何も疑問を抱くことなく、文字通り殺戮マシーンとして任務をこなすのみだった


キウェインの頭の中は、いかに効率良く侵入者の息の根を止めるかのみ、常に考えている状態だったに違いない

2 件のコメント:

  1. 冷静に、というよりも機械の様に無機質に殺せるから、
    まさにマシーンですね~。
    そういう時代に生まれて来てしまったからといえばそれまでですが、
    人間もどこまでも残酷になれたりしますしね。

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    1. ええ、時代の影響は大きいと思います
      もっと言うと、生きてきた環境も

      とはいえ、いつまでもそのままかって言ったら、必ずしもそうではないとも思います

      やっぱり個々人は違うわけなので、同じ環境にいても全く真逆な感じになりますし

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