2017/04/02

Slight difference

サヤは今日も重装備で、日課となっている散歩をしていた。
目の前に広がる光景は、いつもと同じ、薄闇と黒靄に覆われたものだった。
人工知能の産物たちは、今日も、不平も不満も言わずに、与えられた任務を忠実にこなしていた。

…今日はいないのかな。

昨日リュウスケがいたはずの場所には、半袖姿の、ヨシキとほぼ同じ身長の痩せた男がいる。

その男はスマートフォンの画面から目を離すことはなく、周りの様子は全く見ていないようだった。

歩きながら一瞥するサヤ。

男は無反応だった。

4 件のコメント:

  1. 重装備で散歩と聞くと、西洋の騎士が頭に浮かびます。
    騎士なぜ従者の付き添いが必要だったかと言うと、鎧が重くて介添えがないと馬に乗れなかったからです。
    戦場で落馬でもしようものなら、もうアウト…「将を討たんと欲せば、その馬を射よ」で、モンゴル騎馬軍団に大敗しました。
    うかつに地位や名誉などの重い鎧を着ると動きが取れない…どこかの総理大臣もそれで苦戦していますね(笑)

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    1. まぁ、身を守るために重装備が必要な時代だったでしょうからねぇw
      とはいえ、機動力に欠けるのは明らかですし

      ええ、確かモンゴルの騎馬隊はロシアの前身と言われるキエフ大公国?を滅ぼしたって言われてますからね
      それに元の時代になると、海を越えて日本にまで攻めてきたりもしましたし

      当時、彼らは今の中国がある国々からは北狄って呼ばれて大いに恐れられてたようですし(汗)

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  2. スマートフォンを見ている痩せた男……。
    いったい誰なんでしょうね?
    これだけ見るとただ突っ立っているだけにも見えますが、
    何かしたりするんでしょうか。

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    1. この男はですね
      リュウスケの同僚です

      なのでリュウスケと同様で、ロボットの管理をしているわけですw

      もちろん、この男が何かしたりすることはないわけです
      たぶんw

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