2016/12/26

●19



小刻みに震えていたリオの背中が、上下にゆっくりと動き出した

アッシェンが顔を上げた
谷間に埋めていたせいか、目から下はほぼ全て赤黒くなっていた

リオは優しく微笑し、アッシェンの目の下を舐め始めた

「…汚しちゃったね。キミの胸、赤黒くなっちゃった…」

リオは何も言わずにアッシェンを見つめた
潤んだ黒目は、赤黒くなっていた白目を隠すほどの大きさになっていた



セルリアンブルー一色の静謐な空間に、お互いを感じ合い、愛し合う声や音がいつまでも響いていた