2016/11/10

●3

世界が1つになったのは20年前だったが、それは天変地異と核爆発が起こってから10年後でもあった

アッシェンが認識している世界は、洞窟内と洞窟外の一部だけだった
有害物質の雨が、10年ほど前から降らなくなったとき、太陽光の明るさに誘われて、それとなく外に出てみた

轟音とともに落ちる水が、太陽光の反射でターコイスブルーに見えた
また、これまではよく見えなかった左右の状況も、多少は見えた

残念ながら、滝壺に降りることができそうな構造にはなっておらず、上の川を見渡すことができる場所に移動することも難しそうだった