2016/08/24

■10

とりあえず、24時間常時ログインとかの、明らかに異常な数値を叩き出している連中に着目してみるか

…やっぱりこの国のヤツらか

平和ボケしてて、物質面は豊かなくせに、精神面は極貧
大人と呼べるヤツらは皆無で、体ばかりデカクなって、無駄に年だけ重ねたガキしかいない

国の借金は、明らかに先進国のそれと呼べるレベルじゃない
ハッキリ言って、いつ破綻してもおかしくないね
なのに、周辺にある準先進国とかその他開発途上国に資金援助していたりする

だから借金が膨れ上がる一方、てわけか…

さて、この常時ログインしている連中だけど、ただログアウトしていないだけっていう連中と、常時何らかのアプリケーションを利用している連中とに大別できるね

おおまかな傾向としてMACアドレスを見ると、ただログアウトしていない連中の利用端末はパソコンだね
搭載されたOS、利用履歴から、プライベートで利用しているのばかりだ

で、問題なのは常時何らかのアプリケーションを利用している連中だ

利用端末はスマートフォンが大半なんだけど、一部パソコンもある
しかもこのパソコン、ほぼ100%仕事で使ってそうなものばかりなんだよね

ったく何やってんだか…

まあ、一定時間経過したらセッションアウトしないように設計したのは、わざとだけど

スマートフォンもスマートフォンで、セキュリティ対策を全くしていない端末ばかりだし、これじゃあ、クラッキングも簡単だな

そして連中の共通点は、100%仮想現実にいる、ということ

…そうか

そんなに仮想現実が好きなんだね…

じゃあ、キミたちの望み、叶えてあげるよ

ククク…

■09

世界を4つのエリアに分けてみるか

■Aエリア:先進国
■Bエリア:準先進国
■Cエリア:開発途上国
■Dエリア:後発開発途上国

登録ユーザーの分布
■Aエリア:6億人
■Bエリア:3億人
■Cエリア:1億人
■Dエリア:0人

「Cエリア:1億人」か…
これは興味深いな

…なるほど

いずれの国も地域も、先進国の製造業が安価な労働力を求めて進出してきてるんだね
それによって国民所得の向上、教育水準の向上が進んでる
通信インフラの整備もご多分に漏れずってわけか

Dエリアに関してはやむを得ないだろうな

通称「最貧国」とも呼ばれる地域
1次産品に強く依存した経済
戦乱や災害に伴う労働力人口の減少

インターネットなんてやってる暇はないってことだね

さて、居座ってる時間を見てみようか

■Aエリア:10時間
■Bエリア:6時間
■Cエリア:3時間

これはあくまでも平均値だけど、「Aエリア」は異常値じゃないか?
1日は24時間だよ!
睡眠時間が8時間だとしたら…

…ああ、そういうことか

睡眠時間が6時間だったら辻褄が合うな
大半の連中は就業してるはずだし、就業時間は大抵8時間だろうし

いや、そうとも限らないか…

ちょっと調べてみるか…
1日の大半居座ってる連中が何人かいるからね

■08

サイバー空間てさ
「閉ざされた空間」じゃなくて「開かれた空間」なんだよね

なぜかって?

サイバー空間にアクセスできる各種端末には、識別番号である「IPアドレス(Internet Protocol Address)」が割り振られるし、端末にはID番号である「MACアドレス(Media Access Control Address)」がある

丸分かりなんだよね

どこからアクセスしてるか…
どんな端末使ってるか…
どの程度居座ってるか…

もちろん、NAT(Network Address Translation)とかNAPT(Network Address Port Translation)でアクセスしても分かるよ

確かにこれらを使えば、1つのIPアドレスを複数の端末で共有できるし、NAPTにいたっては、複数の端末と同時に通信するための補助アドレスをも動的に変換し、同時接続することが可能だ

でも、丸見えだね
1つのIPアドレスに何台の同胞がくっついているかなんて

まあ、動的(dynamic)ってのは、状態や構成が状況に応じて変化したり、状況に合わせて選択できたりする柔軟性を持っていること、だけどね

■07

おいおい、一体どうなってんだ?
イリュージュに会員登録するユーザーが10億人って

しかも、今回リリースした仮想現実へのアクセス数、尋常じゃないなぁ
1日あたり1億人て

まあ、仮想現実と認証システムの導入にあたってサーバーは増強してあるから、ハングアップすることはないけどね

しかし、みんなそんなに現実逃避したいのかねぇ…
実生活が充実してないってのもあんのかねぇ…
もしくは、見果てぬ夢を叶えるとか…

忘れてもらっちゃ困るのは、ここは仮想現実なんだってこと
仮想現実をどれだけ充実させてみたところで、キミたちの実生活には一切反映されない
実生活の充実は実生活でしか手に入れるしかないんだよね

■06

認証システムに使えそうなのは、「指紋認証(fingerprint authentication)」と「顔認識システム(facial recognition system)」かな

指紋認証は、人体の特徴を利用する生体認証の1つだ
指紋て、手指の皮膚に走る浅い溝のパターンだよね
読み取り装置に人差し指をかざし、あらかじめ登録されたパターンに一致するかどうかで個人を特定する

顔認識システムは、デジタル画像から人を自動的に識別するためのコンピュータ用アプリケーションだ
一般にセキュリティシステムに使われ、ライブ画像内の顔と思われる部分を抜き出し、顔面画像データベースと比較することで識別を行うものだ

これらも、従来は何らかの装置が必要だったけれど、イリュージュではタッチパネルの技術を応用して、パソコンやスマートフォン等の端末に指を触れることで指紋認証できるようにしようかな

あと、顔認証も各種端末の画面上でできるようにしたいね

もちろん、クラウドだからアプリケーションのダウンロードやインストールは要らない
ただ、そこにアクセスするだけ

さて、何人のユーザーがアクセスするだろうねぇ…