2016/12/04

●5

水面に一滴の水滴が落ち、緩やかに波紋が広がっていった

「…アッシェ、ン…」

リオの瞳には、薄暗くなった、ひたすら続く大きな水たまりと黒い煤に覆われた大地が映っていた

水面に次々と水滴が落ちてきた
辺りは水煙こそ出ていなかったが、降り注ぐ水の塊が無数見えた

「…会いたいよ」

リオはゆっくりと、起き上がり、歩き出した

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