2016/12/08

●2

ミナの右腕がカナミの体を貫通した
カナミは膝をつき、頭を垂れた

これまで無表情だったミナに、一瞬「してやったり」の表情が浮かんだ

「?」

ミナの右腕がカナミの体から抜けることはなかった
カナミの両腕は、力が抜けたようになっているだけだった

「フフフ。どういうつもりだい?キミはまだ生きてるのかい?」

ミナの足元には闇が発生しており、すぐさま全身を覆い尽くした

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