2016/11/29

●11

「何見てるの?」

アッシェンの右側から、リオが見上げるように視線を向けた
左手は、ゆっくりと背中に回り、腰布に覆われた尻を撫でるように動いていた

「…」

アッシェンは変わらず、地平線のどこかを見るともなく見ているような眼差しをしていた

「…あたしも着るね」

リオが離れるのとほぼ同時に、アッシェンの口元が微かに動いた
言葉にならない何かを呟いたようだった

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